アボルブ、エクメット、モーラスXRの流通状況(売れ行きも?)(1/21版)

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昨年末は、欠品の情報ばかりで対応に苦慮しましたね。
このブログでも何回か取り上げさせていただきましたが、現在の状況を、確認していきたいと思います。

● アボルブ(デュタステリド、gsk)

昨年11月末に出荷調整(停止)になった後、12月に出荷制限がかけられていた在庫について、安全性を確認の上、1度出荷されました。
しかし、あくまで混入事故以前のロットについてであり、混入事故以降の生産再開は行われていないようです。
まだ当分の間、アボルブの出荷は見込めないようです。

● エクメット(ビルダグリプチン/メトホルミン、ノバルティス)

こちらは増産の影響が出始め、徐々に流通が回復してきているようです。
また、(当たり前と言えば当たり前なのですが)メーカーからディーラー(卸)への配分が設定されているようで、実績ある薬局に対しても流通に余裕のないディーラーと、実績がある薬局への注文分は、すんなり納品されるディーラーとに分かれるようです。
2月下旬ごろまでは品薄状態が続きそうです。

● モーラスパップXR(ケトプロフェン、久光)

発売当初の品薄のため、整形外科でも切り替えが思うように進まない、という状況のようです。
当初の計画では、ロコアテープ(エスフルルビプロフェン/ハッカ油、大正富山/帝人)発売前(本日1/21発売です)に、かなり浸透させておきたかったのでしょうが、品薄(特に560枚の大包装)が続いていて、新規患者への切り替えが思うようにすすめられない状況のようです。
上記2製品と違い、久光は国内生産であり、また、これまでモーラステープ/モーラスパップを中心に、安定供給を続けてきた会社であるだけに、今回の供給不足はとても残念な印象です。
製剤見本などの実物をご覧になった方は分かるかと思いますが(使用感の記事はこちら)、パップ剤としては驚異的に薄いので、製造工程の複雑さ、品質安定管理の難しさがあることは想像に難くありません。
こちらは小包装(70枚入)を中心に流通はしていますが、安定供給と言えるのは、数ヶ月先になるかもしれません。
というわけで、現在の流通状況でした!

コメント

  1. アボルブ再出荷に明るい兆し?

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