イナビルあるある(実は「ないない」)

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インフルエンザが流行してきて、ウチの薬局にもだいぶ患者さんが増えてきました。
電車の中でもマスクをしている人が増えてきたように感じます。
さて、インフルエンザと言えば、近年、RNAポリメラーゼ阻害薬「アビガン」(ファビピラビル、富山化学)、CAPエンドヌクレアーゼ阻害薬(S-033188(臨床治験(P2))、塩野義)などの新薬が話題になっていますが、実際の治療では、まだまだノイラミニダーゼ阻害薬であるタミフル(オセルタミビル、中外)、リレンザ(ザナミビル、グラクソ・スミスクライン)、イナビル(ラニナミビル、第一三共)、ラピアクタ(ペラミビル、塩野義)の4剤が中心になっています。
さて、今回は、ここ数年処方がドンドン伸びてるなぁ、と感じるイナビルの「あるある」をまとめてみたいと思います!!

● あるある1:良い説明ビデオがない

第一三共さんから、吸入用のDVDとか、指導専用ディスプレイとか、Web動画とか、たくさんご提供頂いているのであります!
…しかしっ!!
・トントンと叩いてスライドを…
↑薬局で吸ってもらう場合、ここは、薬剤師がやりたくないですか!?
つまり、本当に欲しい吸入用の動画は、こんな感じです。
1.イナビルの通気口を塞がないように持ちます
2.軽く息を吐きます
3.吸入口を加えて、大きく吸い込みます
4.2〜3秒息を止めてゆっくり吐き出します
の4点だけ!!
子供だったら1本でー、とか、吸いのこしがー、とかそんなのは要らないですよ!!
イナビルを預かって、コンコン叩いている間にコミュニケーションで、熱がいつからあるのか?とか、食欲のがあるか?とか、いろいろ聞き出せちゃいますしね〜( ̄ー ̄)ニヤリ
第一三共さん、是非、上のような動画をお願いします!!
作ってくれなかったら…野良動画を作ってアップしちゃいますよ!!(・∀・)

● あるある2:小窓がない

特に子ども、そして、年配の方、そしてたまに大人で、「コレってちゃんと吸えてるの?」って時、ありませんか??
なんでも、日薬の学術大会でポスター優秀賞になった吸入補助器具があるらしいですけど、第一三共さんから配布されたりは…ないですよねー(笑)
そもそも、第一三共さんには、イナビル発売当初から「吸い残しを見るための小窓をつけて!」ってお願いしているのですが、毎年「本社に上げておきます!」と言ってる間に、インフルシーズン終了してます(-_-;)
MRさんいわく「吸入器を透明にする案もあるのですが、結局粉で真っ白で見えないので…」とのこと。
そんなんライトでも当てれば透けるんちゃうの?
…吸入容器は海外導入品(だったと思う)なので、パテントとかうるさいのかもですね〜。

● あるある3:ワリにあわない

イナビルがたくさん出る薬局さんはよく分かると思いますが、これ、結構切実ですよね!!
まず、そもそも調剤料が違います。
オセルタミビルとで、ちょっと計算するとですねー
・オセルタミビル:内服5点×5日分=250円
・イナビル:外用10点=100円
なんですよ。
しかも、イナビルの場合、説明〜吸入までの時間と手間がハンパないです。
…処方せん入力を、待ってる間に良い動画があれば、短縮するのに…
どんなに早くても5分、お子さんだと10分かかることもざらですね。
タミフルDSを撒くのに少し時間がかかったとしても、薬剤師が調剤室を離れないだけ、人のやり繰りが楽です。
指導に時間と労力がかかって、薬剤師の感染リスクがあがるのに、調剤料は安い…
ホントにワリに合わないですねー(ToT)
ということで、以上、イナビルあるある…あれっ!?みんな「ない」になっちゃいました!(笑)

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