ウチは文房具屋じゃありません!!

スポンサーリンク

「ウチは文房具屋じゃありません!!」
…こんなセリフ、言われたことはありませんか?
幸いボクは言われたことはありません(汗)
医療業界では、製薬メーカーや卸から様々な販促品が医療機関・医療従事者に配られます。
一昔前までは、企業コンプライアンスもへったくれもなく、ランチや夕食接待は当たり前で、夜の(ピー)まで接待されていたこともありましたね。
そうした過剰接待にメスが入ったことと、医療業界への不況の波の到来で、そうした接待は今はほぼ出来なくなりました。
販促グッズも昔は、文房具やティッシュペーパーといったものだけではなく、姿見鏡や壁掛け時計、そして、マンガや百科辞典など、医師の家族にも喜ばれることを想定したグッズがありました。
薬局にも、錠剤分割ハサミ(ピルカッター)などが配られていた時代がありましたが、「調剤行為に直接用いるものは、実質的な利益供与に当たる」として、数年前から配布が中止になりましたね。
こうした状況の中現在の販促グッズは、
 ・文房具類(ボールペン、マーカー、メモ用紙、ふせんなど)
 ・マグネット、クリップなど
 ・ティッシュペーパー
 ・子供向けシール、小冊子
などが大勢になっていますね。
それでも、文房具やティッシュペーパーなどは、まだまだ豊富に提供されていて、
「メーカーに声を掛ければ文房具はほとんど揃う」
「ティッシュペーパーなんて、これまで買ったことがない」
なんていう話も聞こえるほどです。(こうした事を、恥ずかし気もなく話せる人というのも、なんだかなぁ、と思うのですが。)
ここで大抵の場合、メーカーMRさん・卸MSさんと薬局側は「持ちつ持たれつ」の部分もあるので、少しくらい文房具などをおねだりしても、(営業所に帰って陰口を叩かれることはあったとしても)嫌な顔をせずに用意をしていただけることが多いです。
しかし、中にはMRやMSを普段、邪険にしておきながら、文房具やティッシュを大量に要求するような人間(特にオーナーが多いです)がいます。
そんな人に、メーカーMRがついにキレて、物申したのが冒頭の「ウチは文房具屋じゃありません!」だそうです。
(人づてに聞いたので、真偽は分かりませんが。)
さて、なぜこんな話を思い出したのかと言えば、今年度中(?)に「製品名が入った販促物は配らない」ということを製薬メーカーの協定(?)で決めたようなのです。早いところでは今月一杯で配布を終了する予定とのことです。
製品名が入った販促物(ボールペンやメモ用紙)は、特に診察室などで患者さんの目に触れることもあり、一般消費者に特定の医薬品名の広告は望ましくない(テレビCMなどでも、特定の薬剤を想起させる内容・表現は禁止されていますね)との理由のようです。
(理由や経緯について、詳しくご存知の方がいたら教えてください。)
あくまで、「製品名の販促グッズ」が禁止になるので、企業名の入ったものは今後も提供されるようですが、経費削減が命題になっている製薬メーカーの状況を考えると、これまで通りの量や種類には届かないのでは?とも言われています。
ということで、もし希望の文房具やグッズがあるなら、MRさんに早めに声掛けをしてキープしておく方が良いかもしれませんね。
(メーカーとしても、残った分は自家消費か廃棄になると思われるので、それほど嫌な顔もされないかと思います。)
それにしても、毅然として「文房具屋じゃありません!」と言えたMRさんの勇気には関心しますし、そんな振る舞いをしていた薬局を同業者として恥ずかしく思います。
人のふり見て我がふり直せ。気をつけたいものですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 真っ白!

    先日の記事「ウチは文房具屋じゃありません!!」でご紹介した通り、ここ数ヶ月で、製品名ロゴの入った文房具類が配布されるケースがみるみる減っていきました。 先日、とある学術講演会に参加して配られたバッグを確認してみると… 真っ白!! バッグも真っ白なら、…