カナグル+テネリア=カナリア??

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田辺三菱製薬は、8月23日に、DPP-4阻害剤・テネリア(テネリグリプチン)と、SGLT2阻害剤カナグル(カナグリフロジン)の配合剤の製造販売承認を申請しました。
(田辺三菱製薬のニュースリリースはこちら

テネリア+カナグルの相性の良さ

DPP4-i+SGLT2-iの組み合わせは、相性が良いと考えられています。
特に、(実質的な)ワンドーズ・1日1回のテネリアと、ワンドーズ・1日1回のカナグルの組み合わせは更に合剤のメリットが発揮されますね。

SGLT2-iは、朝食前/朝食後、1日1回の製剤のみです。
一方、DPP4-iは、1日1回/1日2回の製剤があり、かつ用量可変の製剤があります。(ウイークリー製剤を除く)

 ・ジャヌビア/グラクティブ(シタグリプチン、MSD/小野) 1日1回 50mg~100mg
 ・エクア(ビルダグリプチン、ノバルティス) 1日2回 1回50mg
 ・ネシーナ(アログリプチン、武田) 1日1回 1回25mg
 ・トラゼンタ(リナグリプチン、ベーリンガーインゲルハイム) 1日1回 1回5mg
 ・テネリア(テネリグリプチン、田辺三菱) 1日1回 1回20mg~40mg
 ・スイニー(アナグリプチン、三和=興和) 1日2回 1回100mg~200mg
 ・オングリザ(サキサグリプチン、協和発酵キリン) 1日1回 1回5mg

これらのDPP4-iの発売メーカーの中で、SGLT2-iを持っているのは、

 ・MSD:スーグラ(イプラグリフロジン)
 ・ノバルティス:ルセフィ(ルセオグリフロジン)
 ・ベーリンガーインゲルハイム:ジャディアンス(エンパグリフロジン)
 ・田辺三菱:カナグル(カナグリフロジン)
 ・興和:デベルザ(トホグリフロジン)

ですね。

つまり、1日1回DPP4-i+1日1回SGLT2-iの組み合わせが開発できるのは、

 ・ジャヌビア/グラクティブ=スーグラ
 ・トラゼンタ=ジャディアンス
 ・テネリア=カナグル

の3種類になります。

現在、米国ではトラゼンタ=ジャディアンスの合剤が、GLYXAMBI(グリザンビ?)の名前で発売になっています。
ただし、ワンドーズ(5mg)のトラゼンタに対し、ジャディアンスの用量設定が10mg/25mgと2段階になっていますので、合剤も5mg/10mgと5mg/25mgの2種がラインナップされています。

ジャヌビア/グラクティブ+スーグラも開発が進められていますが、こちらは、ジャヌビア/グラクティブが50mgでは十分ではないケースが少なくなく、また、スーグラも100mg/日までの用量となっているため、合剤としても数種類の用量設定が必要になるのかもしれません。

そんなわけで、(実質的)ワンドーズのテネリア+ワンドーズのカナグルという組み合わせは、処方する側としても、在庫する薬局としても良い組み合わせだと思います。

気になる名前は?

さて、田辺三菱さんといえば、わかりやすいネーミングで有名ですね!?
 ・テネリグリプチン→テネリア
 ・カナグリフロジン→カナグル
なんて、薬剤師としては、とても有難いです(笑)

そんな田辺三菱さんですから、テネリア+カナグルの合剤の名前も、わかりやすいネーミングでくるはずです!
考えられるのは…

 ・テネ(リア)+カナ(グル)→ テネカナ
 ・テネ(リア)+(カナ)グル→ テネグル
 ・カナ(グル)+テネ(リア)→ カナテネ
 ・カナ(グル)+(テネ)リア→ カナリア
 ・(カナ)グル+(テネ)リア→ グルリア

ってところでしょうか。

そこで、商標の登録状況を探ってみました♪
すると… テネカナ テネグル カナリア グルリア の4つは、すでに田辺三菱さんで商標登録されていました!!

さらに、「カナリア」の派生系で、
 ・カナーリア
 ・カナリヤ
なんて名前も登録されています。

これを見る限り、「カナリア」っていうのが本命になりそうですね!

気になるのは、頭文字3文字のオーダーシステムで、オーダミスにつながらないかどうか?ですが、H28/9現在、発売されている医薬品の中では、「カ・ナ・リ」の3文字で始まる医薬品はなさそうですね。

申請~製造販売承認~薬価収載までは、通常1年程度かかりますので、発売は来年の秋頃になりそうです。
どんな名前で発売されるのか?これから楽しみです!!

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