クロピドグレルGEの適応拡大日は?

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以前の記事「後発医薬品発売日と適応拡大」などでご紹介した通り、クロピドグレル「SANIK」以外のGEには、現在「PCI適応虚血性心疾患」への適応がありません。
前回のブログから転載しますが、
プラビックス(サノフィ)には、
 (1)虚血性脳疾患(脳卒中・脳梗塞(アロテーム性梗塞))
 (2)経皮的冠動脈形成術(PCI)適用の安定狭心症・心筋梗塞
 (3)末梢動脈疾患(PAD)
の3つの効能効果が承認されていますが、それぞれの特許期間が異なっています。
そのため、
●第Ⅰ期(現在):~ H27.10
 ・プラビックス(先発)→(1)、(2)、(3)
 ・クロピドグレル「SANIK」(AG)→(1)、(2)
 ・他社クロピドグレル→(1)のみ
●第Ⅱ期:H27.11~H28.9
 ・プラビックス(先発)→(1)、(2)、(3)
 ・クロピドグレル「SANIK」(AG)→(1)、(2)
 ・他社クロピドグレル→(1)、(2)
●第Ⅲa期:H28.10~
 ・プラビックス(先発)→(1)、(2)、(3)
 ・クロピドグレル「SANIK」(AG)→(1)、(2)、(3)
 ・他社GEクロピドグレル→(1)、(2)
●第Ⅲb期:(H28.12~H29.3頃?)以降
 ・プラビックス(先発)→(1)、(2)、(3)
 ・クロピドグレル「SANIK」(AG)→(1)、(2)、(3)
 ・他社GEクロピドグレル→(1)、(2)、(3)
という、3期に分かれることになりそうです。
そして、そのうちの「経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患」の特許満了日は
 2015年10月26日
とされているため、GE各社とも
 10月27日からの適応拡大
として、準備を進めているようです。
実際には、事務手続きの関係や各機関への通達等の時間がかかることもあるため、10月27日~30日の期間で正式承認拡大となる可能性もあるとのことです。
現時点でも、厚労省の方針により、国保・社保等の保険診療審査機関でも適応未取得のGEであっても査定の対象としないとの通達が出ており、虚血性心疾患(やPADにも)使用している医療機関もあるようですが、正式に承認されることで、その使用の促進が進むことになりそうです。
月末の適応拡大なので、「11月から切り替え」と覚えておいても良さそうですね。