セロクラール回収で現場は大混乱!

スポンサーリンク

9月10日に発表された「セロクラール 10mg・20mg」(成分名:イフェンプロジル、サノフィ=日医工)の自主回収ですが、現場は結構な混乱状態に陥っています。
まず、販売元の日医工からの発表はこちら(PDF)
問題になっている点はいくつかあって、
(1)長期収載品であるため、製造販売元のサノフィは関与せず、販売元の日医工のみが対応し、しかも、作業はほぼディーラー(卸)に一任している。
(2)対象製品・ロット・使用期限が非常に広範囲である。
 (使用期限が2015年9月までのものから、2018年3月まで。約2年半。
  10mg、20mgとも、100錠・1,000錠・2100錠がある)
(3)上記のため、正常品が品薄になっており、代替品が間に合わないケースがあった。
などです。
(1)に関しては、日医工のMRたちは、先発メーカーと比較すると、人数に制限があるため、すべての納品先を回れないのはわかりますが、ディーラーMSにおんぶにだっこで、自助努力をしない(ように見えている)という点でディーラーからも反感を買っているようです。
(2)は、MSが回収する際に、納品時の伝票に残されたロットを元に、該当納入先のアタリをつけるのですが、
 2015年9月使用期限=2012年9月製造(使用期限3年のため)であり、伝票のロット検索の対象とならない卸も少なくないようです。
また、未開封品ばかりであれば良いのですが、開封し、外箱のない製品も多く、タブの刻印の読み取りなどで、手間も大きくかかりそうです。
(3)は、現在は解消されたようですが、一時は供給ストップの心配もあったようです。
うがった見方をすると、自主回収の対象ロットが微妙に飛び石になっており、品質の担保と欠品リスクの両方を天秤にかけて、供給に影響が出ない範囲で、対象ロットを〔しぼった〕のではないかという勘ぐってしまいそうです。
問題が起きたときにこそ、真摯に対応してくれるメーカーなのか、そうでないのか、しっかり目を光らせておきたいですね!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. チャンネル桜・瓦版 より:

     クスリは適量だと有効だが、2倍とか飲むとだめというのは、どうしてなのでしょうか?

  2. セロクラールの再回収

    このところ、ずっと出荷停止や回収の記事が続いてしまいますね。 今回はセロクラール(イフェンプロジル、サノフィ=日医工)の再回収の話題です。 セロクラールは9月に1度、長期安定性試験における溶出試験不適合のロットを自主回収をしています(参照記事)が、今回、新…