ゼチーア合剤;ロスゼットとリピゼット?

スポンサーリンク

★2017/7/31追記:エゼチミブ+アトルバスタチンの合剤は「アトーゼット」という商品名で発売される見込みです。新しい記事はこちらです。

小腸コレステロールトランスポーター阻害剤、ゼチーア(エゼチミブ)を販売しているMSDとバイエル薬品が、ゼチーアの配合剤についてのプロモーション提携についてリリースを出しました。

●バイエル社プレスリリース(PDF)
MSDとバイエル薬品、高脂血症治療剤であるエゼチミブとスタチン系薬剤との配合剤2製剤に関する共同販売契約を締結

ゼチーアの配合剤は3つ?

現在、日本ではゼチーアは単剤のみですが、海外ではすでに配合剤が発売されています。

 ・エゼチミブ+シンバスタチン(リポバス)=バイトリン(VYTORIN);アメリカ他
 ・エゼチミブ+アトルバスタチン(リピトール)=リプトゥルゼット(?)(LIPTRUZET);アメリカ他
 ・エゼチミブ+ロスバスタチン(クレストール)=ロスゼット(Rosuzet);オーストラリア他

ボクはバイトリンしか知らなかったのですが、3種類もあったのですね…。

今回、日本で発売されることになったのは、下の2つ、アトルバスタチン(リピトール)、ロスバスタチン(クレストール)との合剤ですね。
まぁ、わざわざゼチーアと併用するとしたら、リポバスのようなスタンダードスタチンよりも、アトルバスタチンやロスバスタチンのようなストロングスタチンが処方されているでしょうからね。

気になる名前は?

さて、相変わらず(笑)、勝手に販売名の予想です。

まず、エゼチミブ+ロスバスタチン(クレストール)のオーストラリアでの販売名「ロスゼット」は、わかりやすいですし、日本語的にも悪くない響きなので、このままイケそうな気がします。

問題は、アトルバスタチン(リピトール)との合剤である「リプトゥルゼット?」です。こちらは、日本人としては発音が難しいと思います。なので、MSDが商標登録を済ませた「リピゼット」あたりが有力候補なのではないでしょうか。
★2017/7/31追記:「アトーゼット」になりました。

合剤は必要なのか?

今月、興和のフィブラート、パルモディア(ペモフィブラート)の製造販売が承認されたり、クレストールの特許切れになり、12月にジェネリックが発売になる(ロスバスタチン「DSEP」(オーソライズド・ジェネリック(AG))、PCSK9阻害薬、レパーサ(エボロクマブ)試験「FOURIER」でLDL低下効果が証明されるなど、ゼチーア合剤の発表は絶妙だったとも思われます。

ゼチーアがどの程度の心血管イベント抑制効果があるのか、といえば、ゼチーアの試験にはSEAS、SHARP、IMPROVE-ITなどがありますが、まぁ、使ってもいいだろう、という感じなのではないでしょうか。

なので、スタチン単剤では、なんとなく下がりきらない患者さんにゼチーアが処方されている傾向にあるような気がします。
スタチン単剤で脂質コントロールが難しい患者さんは、アドヒアランスが悪い患者さんのイメージが高いわけで、そういう方に、合剤にしてあげることで、錠剤が減ることは悪くないことかな-、とは思います。

ただ、本当にゼチーアが必要なのか?というところは、根本的な疑問なのですが。(笑)

ということで、これからいろんな情報が出てくると思うので、楽しみにしたいと思います。

↓↓↓ 応援よろしくお願いします♪ ↓↓↓

↓↓↓ こちらもポチッと♪ ↓↓↓

薬剤師ブログタイムズ ブログランキング参加中!