タケキャブに関わる大塚の狙いは?

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カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)・消化性潰瘍治療薬「タケキャブ」(ボノプラザン)は、武田薬品工業の自社開発・製造販売ですが、共同プロモーション(コプロ)として大塚製薬が携わっています。
通常、コプロを行なう場合は、製造開発元が単独では販路が確保しにくい、つまり
 ・その分野のDr.との関係性が薄い
 ・その分野に対して明るいMRが少ない
 ・もともと販路が狭い(MR数が少ない)
といったことがあげられます。
しかし、タケダはもともとタケプロン(ランソプラゾール)を中心に消化器内科には販路を持っていますし、大塚製薬はムコスタ(レバミピド)を持っています。
もっとも、どちらも、ここ数年にジェネリックの攻勢に押され、その売上高は大きく下がっていると言われています。
そこで、今回のタケキャブでのコプロの1つですが、タケキャブのウリの1つである「H.Pyloriの除菌率の高さ」が考えられています。
ピロリ菌の除菌には、これまで「ランサップ」(武田:ランソプラゾール(タケプロン)+クラリスロマイシン+アモキシシリン)が使われてきましたが、エーザイのラベプラゾールNa(パリエット)を使用した「ラベキュア」の方が除菌率が高いとされ、徐々にシフトしてきていました。
しかし、今回のボノプラザン(タケキャブ)をランソプラゾール(タケプロン)の代わりに使用した場合には、92%(タケプロンの場合は76%)と言われているようです。
そこで、H.Pyloriの除菌に関して営業ができるのが、大塚製薬のH.Pyrori抗体検査キット(ユービット・ラピラン・ヘリコチェック・ウリネリザなど)です。
検査キットと同時に、その治療薬セットの1種である「タケキャブ」を抱え、かつ、PPI+ムコスタのメリットついて訴求できるという点で、大塚製薬にはメリットがあるのではないでしょうか?
…以上、いつもの勝手な想像でした!

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