ビスフォスフォネート製剤の急性期反応

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現在、骨粗しょう症治療薬の第一選択薬として広く使われているビスホスホネート製剤。
リセドロネート(アクトネル(エーザイ)・ベネット(武田))、ミノドロネート(ボノテオ(アステラス)・リカルボン(小野))には、月1回製剤もあり、患者さんの服用時の負担も軽減されています。
ただし、月1回製剤のような高用量ビスホスホネート製剤では、急性期反応と呼ばれる副作用に注意が必要です。
急性期反応とは、ビスホスホネート服用後から3日以内に発症し、7日以内に消失する副反応で、
・発熱
・背部痛・関節痛
・倦怠感
・悪心・嘔吐
・痙攣
など、の症状です。
ワクチン接種後の副反応と似ているとも言われています。
初回投与時に、この急性期反応が発現すると、次回以降も発現する可能性が高いのですが、投与回数を重ねることで徐々に発生率は低下していきます。
また、ビスホスホネート初服用の場合、連日服用製剤からの切り替えの場合よりも発現しやすくなります。
また、血中ビタミンD濃度が低い場合、この副反応が起こりやすいことがわかっており、ビタミンDの摂取状況にも注意が必要です。
デイリー製剤からマンスリー製剤に変更した場合や、マンスリー製剤の初回投与時には、患者さんの急性期反応へのケアが必要になります。

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