モーラスパップXRの貼り心地

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11月薬価収載、12月発売予定のモーラスパップXR120mgの製剤見本をいただいたので、試してみました!!
ようやく久光製薬さんのHPにも、剤形写真が掲載されましたね(^^)
mohruspxr120_p_outface.jpg
(久光製薬HPより)
さて、開けてみると、その薄さにビックリです!!
モーラステープの基材をパップにした感じ、と言えば良いのでしょうか。
「モーラスパップXR」という商品名を聞かなければ、テープ剤?と勘違いしそうなくらい薄いです。
mohruspxr120_p_inface_m.jpg
(久光製薬HPより)
添付文書からその膏体量を比較してみると…
 ・モーラスパップ60mg(ケトプロフェン0.3%)…20g
 ・モーラステープL40mg(ケトプロフェン2%)…2g
 ・モーラスパップXR120g(ケトプロフェン2%)…6g
(いずれも、14cm×20cmの製剤です)
となり、モーラステープよりはやや多いものの、単純計算でパップの約3分の1の薄さになっていることが分かります。
製剤のパンフレットでは、「モーラスパップXR120mgは、貼付10分後に皮膚表面温度を低下(-2.7℃)させました」との見出しがあり、モーラスパップの良さである「冷感」を維持しつつ、テープ材の粘着力・持続性・薄さをアピールする戦略のようです。
それでは、実際の貼り心地は…(以下はあくまで、ボクの主観です!)
まず、最初のヒンヤリ感ですが、膏体の量が少ないせいか、パップ60mgほどはヒンヤリしないなぁ、という感じです。
粘着力ですが、パップ面同士をくっつけた時は、簡単にはがれて貼り直しできましたので、その点は合格です。
ただ、関節などに貼った場合、テープほどの接着力・密着力はないかなぁ、という印象です。
実際に、入浴後に貼って寝たのですが、(寝相が悪いこともあって)朝には剥がれかかっていました。
そして、パップ剤と言えば持続力です。
パップ剤は長時間貼付していると、どうしてもゴワゴワ感、乾燥感が出てきますよね。
それは、残念ながらこの「モーラスパップXR」でも同様の症状が起きてしまうようです。
翌朝には、ゴワゴワしていて、とてもこのまま貼り続けたい、という感じではありませんでした。
添付文書上の用法は「1日1回貼付」ですから、一晩で劣化が進む、というのはちょっとツラい気がしました。
ただ、1日1回でいいから、しっかり貼れて、かつ冷感が欲しい、という方(=これまでパップ剤を我慢しながら使っていた方)には向いているかと思います。
製造販売承認時は「モーラスパップXR60mg」もあったのですが、名称混乱等の懸念があったからなのか、ニーズの問題なのか分かりませんが、XR120mg1種のラインナップとなる予定のようです。

コメント

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