ランチョンセミナーはお嫌いですか?

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先日、メーカーさんに「勉強会をやって欲しいんだけど…」とお願いをしたところ、「『お弁当会』でしたら、ゼヒ!」と言われて、面食らってしまいました!まさか、そっちをウリにしてくるとは(笑)

● 勉強会も成績の1つ?

どうやら、「情報提供活動の評価」の1つに、勉強会の数が入っているメーカーがあるようで…勉強会を設定できるMRは評価が上がる、と。
また、MRさん達としても「製品に興味を持ってもらえたら」というきっかけの1つとして、ある意味、使いたいツールになっているようです。
この1年で、製品名入りの販促グッズもNGとなり、医師や薬剤師と手っ取り早く「お近づき」になるツールでもあるようです。

● COIはより厳格化

一方で、利益相反(COI)は年を追うごとに厳格化されてきており(というか、これまでの薬業界が腐(ry)、研究費用や講演料などの開示はもちろん、講演会後の「意見交換会」という名の「食事会」なども問題視されつつあります。
そうした風潮を反映してか、勉強会にてお弁当を提供される場合には、参加者全員の署名をもらう、等の対策を取るメーカーなどもあります。

● 弁当ごときで処方は変わらない?

さて、一昨年の日経メディカルオンラインでは「医師2567人に聞く「学会のランチョンセミナー、必要?」」というアンケートで、「弁当くらいで処方は変わりません」という、図太い力強い声があることを、紹介していました。
ボクも以前の記事でこのアンケートについて書いて「まぁ、確かに弁当くらいじゃ処方は変わらないでしょう(笑)」とか、書いていた記憶があるのですが、(「ボクが思うに、「お弁当で喜んでる」という意識はみんなないんじゃないかな、と思います」でした。全く覚えていない(笑))、そもそも「お弁当を目的にしていない」ですけどね。

● 総合とEテレしか見ませんか?

「ランチョンセミナーという名の「食事会」はけしからん。弁当会なんてもってのほか!」おっしゃる著名な先生の崇高なご意見はごもっともです。
お弁当食べて、お昼寝して帰る、なんてサイコーじゃん!サイテーですね。
確かに、ランチョンセミナーが攻撃の的となることも頷けますね。
でも、世の中には「スポンサー」=「PRする側の理論」というのもあるのかもしれませんよね。
テレビ1つとっても、全国ネットはもちろん、ローカル局の番組ですら地元のCMが流れる訳です。NHK総合とEテレしか映らないテレビがあったら、おそらくほとんど売れません。
民法のテレビ番組は、1本15~30秒(中には1分も)のCM枠を用意してスポンサーから資金を集めるによって「興味ある番組」を「提供してもらっている」のです。
この「興味ある番組」が、ランチョンセミナーや勉強会では「講演」と「弁当」と言い換えることができるでしょう。
ランチョンセミナーの「弁当」に重きをおいているメーカーは、正直、演者の先生の語り口もいまいちです。
逆に「講演」に重きをおいているメーカーさんの演者の先生の話は何時間聞いていても飽きませんね。仮に「ランチョンセミナー」ではなく、弁当なしでも参加したいくらいです。
という訳で、冒頭の話に戻ると、無事に「お弁当会」を開いていただきました(笑)COIを開示しますと幕の内弁当ですw
でも、その後に来てくれた、M社のMRさんによる新薬の話を聞いていたら「あー、やっぱり弁当は出なくても、情報提供がしっかり出るところの薬を入れたいなー」って思いましたとさ。