リンゼスが発売前に品薄状態!?

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3月22日に発売予定の便秘型過敏性腸症候群(IBS)治療薬「リンゼス」(リナクロチド、アステラス)の在庫が不安視されています。

納入は処方確定先のみ!?

新医薬品の発売時には、いわゆる“配置”という、仮納品が行われることがあります。
「○○先生が処方する『かも』しれないので、置くだけ置いておいてもらえませんか?」ということですが、その採用薬局数が、メーカーのMRや卸のMSの実績になったりします。

しかし、今回のリンゼスは、発売前から供給が不安視されているため、発売初期は「確実に処方する」と言った病院と薬局のみに納品する、という制限がかけられることになりそうです。

供給不足の原因は、海外での需要逼迫?

リンゼスはアメリカやEUなどで発売されており、「便秘型IBS」だけでなく「慢性便秘症」(日本でも2018年1月前後に適応取得見込み)でも処方されている薬剤です。

今回の日本での供給不安定は、「海外からの輸入が滞っているのではないか」という見方があります。(真偽不明ですが)

ひょっとすると、「海外での需要逼迫による供給不足」あるいは「品質上の問題等での製産プランの未達成」などが原因なのかもしれません。

さらに穿った見方をすれば「便秘型IBS」のみの適応で先行発売する、というアステラスの戦略は、最初から「慢性便秘症」をつけてしまうと、製造が追いつかない、ということが元々予想されていたのかも、、、という邪推も生まれてしまいますね。

「限定品」は買いたくなる!?

観光地やセールで「○○限定!」と言われると、つい買ってしまいたくなるのがヒトの心理です。
「ちゃんと処方される医師とその薬局にしか納入できません」と言われると「オレはゼッタイに使うから置いておいてくれ!」「あの先生にゼッタイに使ってもらうから、置かせてくれ」という医師・薬局が出てくるのではないでしょうか?(笑)

逆に、在庫がない状態で処方箋が出されても、一番困るのは患者さんです。

波乱の発売となりそうですが、物事が大きくならないことを祈るばかりです。

※3/9追記:
発売当初は、
 ・処方が見込める医療機関(病院・薬局)に限定
 ・医療機関につき、100錠包装1本まで
というシバリがつくようです。

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コメント

  1. あきちん より:

    発売前から品薄になるのがわかっているのなら発売延期すべきである。医療現場ですぐに必要とされている薬ではなく、在庫が確保できてからゆっくり発売すればよい。製薬会社の姿勢を疑う。

    • まきのり より:

      あきちんさま

      コメントありがとうございます。

      安定供給が重要である反面、その新薬を待っている患者さんもいらっしゃるワケで、なかなかそのバランスは難しいのかもしれませんね。

      ただ、今回の場合、リンゼス以外で治療が可能な場合が多いのも事実です。また、アステラスの決算が3月で、3月下旬に発売というところを見てしまうと、、、穿った見方をせざるを得ませんね…

      製薬企業には倫理観を持って、営業活動を行ってほしいですね!