使用期限延長がアダに??開かずのタミフル自主回収

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インフルエンザ治療薬・タミフル ドライシロップ(オセルタミビル・中外)の自主回収が行われています。
Tamiflu20160719.jpg
自主回収の理由として「一部の製品に開栓しづらい」ことがあり、原因として「ボトルの閉栓工程において、キャップを閉める力がある一定の力を超えた場合 、一部の製品において経時的に開栓が困難になるものがある」とのことです。

● 今の時期は“確信的”?

当たり前と言えば当たり前なのですが、今回の自主回収の対象は「未開封品」のみです。
「キャップが開けにくい」のですから、「キャップが開けられたもの」=開封品は対象外とのことですね。
有効性や安全性自体には問題がないため、タミフルが頻繁に処方される時期を避けて、流通が落ち着いた今の時期に回収を行う、というのも(「原因の調査を行っていた」という言い訳のもと)確信的であったのかな、とも思います。
まぁ、キャップが開けにくいということで、自主回収をして、万一、爆発的にインフルエンザが流行した場合、流通逼迫という最悪の自体も考えられなくもないですからね…(^^;)

● 使用期限の延長時期と一致?

今回対象になったロット・使用期限を見ると

13K511Z・2020/10 ~ 14K510Z・2021/10

となっています。
タミフルDSの使用期限といえば、製造承認の2009年当時、使用期限が2年と短めでしたが、3年・4年・6年とじわじわと使用期限の延長に成功し、2013年度7月からは使用期限は7年となっています。
中外製薬からのリリースはこちら
ん??? つまり、今回の回収ロットである「2020年10月」が使用期限である製品は…2013年10月製造!!
これが偶然の一致なのか、それとも何かしらの因果関係があるのかは、ボクには分かりません。
分かりませんが、「7年の使用期限」を獲得するために、工程上で「キャップの密閉性を高めた」ということがアダになった可能性も考えられなくもありません。
まぁ、あまり影響の大きくない自主回収ではありますが、いろんな事情がかいま見える自主回収ですね。
真相は、中外さんのみが知る、といったところでしょうか。

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