困っているのは薬局だけじゃなかった…

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診療報酬改定から1ヶ月半が経過しても、いまだに話題のつきない「かかりつけ薬剤師」制度ですが、その波紋は薬局以外にも拡がっているようです。

● “みなし”で請求したのものの…

以前の記事「内定おめでとうございます? 」で書いたように「かかりつけ薬剤師の施設基準が認められない事例については「4月28日までに不受理の通知を行っている」というのが、一般的な見方のようです。
通常、厚生局からの通知は郵便で届きますので、つまり、5月第1週までに「不受理」との連絡がなければ、(4月14日までの届け出に関しては)「不受理ではない」≒「受理された」と“みなされる”状態です。
4月分のレセプト請求の締め切りである5月10日までに通知がなかった薬局は、仕方なく“みなし”の状態で、「かかりつけ薬剤師指導料」や、「基準調剤」の算定を行いレセプト請求を行ったのではないでしょうか。

● 確認が取れずに困ったのは…

そんな“みなし”の状況下でレセプト請求が行われていますので、現在対応に苦慮しているのが「支払基金(社会保険診療報酬支払基金)」と、「国保連(国民健康保険連合会)」です。
厚生局からは「かかりつけ薬剤師の施設基準を満たした薬局であるかどうか」との正式な回答がないため、各薬局宛に個別に電話等で連絡を取りながら、「かかりつけ薬剤師の施設基準について、届出済(受付済)であるかどうか?」を確認を行うという対応を取らざるを得ない状況のようです。

● 施設基準の受理状況

都道府県の厚生局によって対応がバラバラなのですが、5/18現在状況は…
◎かかりつけ薬剤師・施設基準受理:公表済み
 ・北海道厚生局
 ・東北厚生局
 ・中国四国厚生局
 *関東信越厚生局の一部
 *四国厚生支局の一部
◎かかりつけ薬剤師・施設基準受理:未公開
 *関東信越厚生局の一部
 *四国厚生支局の一部
 ・東海北陸厚生局
 ・近畿厚生局
 ・九州厚生局
という状況です。(集計ミス等があるかもしれません。)
ここまで来て「不受理なので、返金してください!」とか言われても困りますよ~!!
中医協委員である安部日薬常務が「診療報酬改定・疑義解釈 その3」で基準を明確にする、と発言されたようですが(薬事日報記事)、この現場の混乱は、1日も早く収束させてほしいものですね。

コメント

  1. 疑義解釈・その3に異議あり!!

    ついに、待ちに待った「疑義解釈(その3)」が発表になりました…なりましたがっ!! その内容は、厚労省および、その周辺のメンバーの慌てっぷりを絵に描いたような、矛盾に満ちた内容であったと言わざるを得ません。 ● 疑義解釈 その3 【かかりつけ薬剤師指導料及び…