機能性表示食品で相互作用はより難解に?

スポンサーリンク

4月に新設された健康効果を食品に表示しやすくする「機能性表示食品制度」に基づいて、食品メーカーなどが届け出た商品内容が消費者庁のホームページに公開されています。商品は早ければ6月中旬に発売される予定とのことです。
気になる商品をピックアップしてみると、、、
・ナイスリムエッセンス ラクトフェリン(ラクトフェリン、ライオン)
・食事の生茶(難消化性デキストリン、キリンビバレッジ)
・パーフェクトフリー(難消化性デキストリン、キリンビール)
・ディアナチュラゴールド ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na、アサヒフードアンドヘルスケア)
など、名前を見ただけでも、パッと商品イメージが浮かんでくるものが多そうです。
しかし、こうして商品が増えてくると、私たち薬剤師が気になるのが医薬品との相互作用です。
先日、糖尿病治療中の患者さんが「ヘモグロビンの値が8%台に上がってしまったので、トクホの血糖値にいい食品を買ってみるよ」とおっしゃっていきました。
血糖値改善を謳う特定保健用食品(トクホ)は、難消化性デキストリンなどの食物繊維か、穏やかなαグルコシダーゼ阻害作用を持つ食品群のどちらかです。
その患者さんは、DPP4阻害薬+SU剤での治療で、α-GI薬は飲んでいませんでしたので、低血糖に十分注意するようお伝えしておきました。
#本来は、DPP4-I+SUでHbA1cが8%台になってしまうのであれば、メトホルミンやαGI-Iを追加した方が良いと思うのですが。。。
現在のトクホは種類が限られていますので、こうしてある程度推察して、その場で答えられることが多いかと思いますが、今後、機能性表示食品が増えていくにつれて、その相互作用の数は段々と増加していくことと思われます。
思わぬ副作用などにつながらないよう、機能性表示食品についても、どんな種類のモノが発売されるのか、しっかり勉強を継続していかなければなりませんね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする