2017-2018インフルエンザワクチン株

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今年のインフルエンザHAワクチン製造株が決まりました。(平成29年7月12日付 健発0712第4号)

2017-2018シーズン インフルエンザHAワクチン製造株

●A型株
 ・A/シンガポール/GP1908/2015(H1N1)pdm09
 ・A/香港/4801/2014 (H3N2)

●B型株
 ・B/プーケット/3073/2013(山形系統)
 ・B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)

今シーズンの特徴

昨年から変更になったのは、A/H1N1株です。

 (2016-17)A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm09
  ↓
 (2017-18)A/シンガポール/GP1908/2015(H1N1)pdm09

WHOによる2017-2018推奨株は、次の通りです。

 ・A/Michigan/45/2015 (H1N1)pdm09 類似株
 ・A/Hong Kong/4801/2014 (H3N2) 類似株
 ・B/Brisbane/60/2008 類似株
 ・B/Phuket/3073/2013 類似株

比較してみると、

 ・A/香港/4801/2014 (H3N2)
 ・B/プーケット/3073/2013(山形系統)

は、WHOの推奨通りですが、

 ・A/Michigan/45/2015 (H1N1)pdm09 類似株
 ・B/Brisbane/60/2008 類似株(ビクトリア系統)

の2種類は、類似株を採用しています。
この辺りの詳細な経緯は、11月頃国立感染症研究所から発表されるものとは思いますが、HA活性の強さや卵馴化の影響、ワクチン製造効率などを考慮したものと思われます。

供給量は?

昨年の記事でも書いていますが、インフルエンザHAワクチンの製造元は
 ・阪大微生物病研究会(阪大微研)
 ・北里第一三共ワクチン株式会社(北里)
 ・デンカ生研株式会社(生研)
 ・化学及血清療法研究所(化血研)
の4ヶ所です。

昨年は、熊本地震の影響で、化血研からの供給量が安定しなかったため、各社が増産をしたことで対応できました。
その煽りを受けたのが、阪大微研のチメロサールフリーの「フルービックHA」(MSD、田辺三菱)で、昨年はフルービックHAの生産を見送る事態になりました。

今年も化血研の出荷分を各社がカバーしながら、ということになりますが、予め増産を掛けられる分「フルービックHA」の生産も行えるようです。(シリンジのみ?)

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